産後待ち受ける試練、それは我が子が寝ない、抱っこでしか寝ない、寝たと思ってベッドにおろすと性能のよい背中スイッチの発動…
腕もパンパンだし、腰も痛い、座りたいけど座ると泣くし、なんとかしてくれ…
ではないでしょうか。
私も新生児期~1、2か月の間は昼夜逆転の生活で夜中孤独と戦いながら息子をずっと抱っこしていた日々を過ごしました。
そんな時に発見してかなり救われたアイテム、それはベビースリングでした。
購入したのはkerätä(ケラッタ)の新生児期から使えるベビースリングです!
今回そんな救世主ベビースリングについてご紹介したいと思います!
新生児から使えるベビースリング
スリングの存在は知っていたものの、じきに抱っこ紐も買うし必要ないと思っていました。
しかし、新生児の赤ちゃんは全然寝ない、ずっと抱っこ、そんな生活が何日も続くとさすがに腕も痛いし、腰も痛い、足も痛いし、寝不足の身体にはしんどく体力的にも辛い日々が訪れます。
ベッドにおろすと泣いてしまう、抱っこしていなければ、何か良い方法はないものか…と、その時『スリングってどうなのよ』と思うようになりました。
ネットで少し調べてみましたが、いやもうこれしかない!と、即購入を決意。
- お値段が高くない
- すぐ届く
- 新生児期から使える
が、条件でした。
一刻も早く助けて欲しい、注文して何日もかかる商品はダメだ、ということでできるだけはやく到着する商品を選びます。
もちろん最近のネット通販は注文して2~3日、遅くても1週間以内には届く商品が多いので、この点はそこまで悩まずクリアでした。
口コミでどれだけ評価されていても実際に使ってみなければ我が子に合うのかどうかはわかりません。
なので、もし合わなかったとしてもダメージが少ないように、できるだけ安価なものがいいと考えました。
ダメでもともと、もし万が一これでよければ儲けもの、くらいの気持ちで注文しました。
kerätä(ケラッタ) ベビースリングを注文
イオンや西松屋に見に行きましたが、品揃えもよくなくあまり良さそうな商品がありませんでした。
なので自宅に戻り楽天、アマゾンを徘徊しまくりましたが、スリングと言ってもなかなか種類が多くどの商品を買っていいものか迷います。
SNSの広告でもよく流れてくるコニーの抱っこ紐、これはとても気になっていましたがお値段が少し高めでした。
もしそんなに使わなかったら…買ったけど役に立たなかったら…と思うとなかなか購入ボタンが押せません。
そこで目に入ってきたのが
2千円台で買える安い
ケラッタのベビースリングにした理由は
- 2千円台で買える
- 新生児期から使える
1番の魅力はなんと言ってもお値段。
高くもなく、どちらかと言えば安い…
でもこんなに安くて本当に大丈夫なのだろうか…と不安はあったものの、
これくらいだったらダメでもいいや!と思い速攻ポチっと。
2~3日後に発送しますと記載がありますが、注文した日の営業時間内には発送されていたので翌日には届きました。発送がはやいショップさんは本当に助かります。
ほどなくして自宅に届きました!
シンプルに薄いグレーをチョイスしました。
お色はネイビー、ボルドー、濃いグレー、薄いグレーの4色でどの色も落ちついていて迷います。
国内の安全基準適合品
ケラッタのベビースリングは国内の安全基準適合品となっています。
敏感肌の赤ちゃんのお肌に触れるものって大丈夫なのかどうか不安がつきものですよね。でも安全な素材で作られていますので安心して使うことができます。
6通りの使い方で長く使用できる
ケラッタのベビースリングの素敵なところは、なんと言っても6通りの使い方ができて新生児期から長く使えることができる点です。
バナナ抱き
新生児~生後4ヶ月頃にできる抱き方です。
肩パット側に赤ちゃんの頭がくる新生児向けで、そのまま授乳もできます(残念ながら実際にやったことはありません)
横抱き
新生児~生後12ヶ月頃にできる抱き方です。
新生児期の赤ちゃんからできる抱き方で、腕で赤ちゃんの首を支える抱き方が最初は多いと思いますのでその形そのままという感じです。1番一般的な抱き方ではないでしょうか?
我が家はこのスタイルが1番多かったです。
コアラ抱き
新生児~13kgくらい使える抱き方です。
対面抱きの格好で、利用制限の13kgくらいまで長く使えるスタイルです。
カンガルー抱き
生後3ヶ月~13kgくらいまで使える抱き方です。
首が座った赤ちゃんが、対面ではなく赤ちゃんが外を向いている前向き抱っこのスタイルです。
腰抱き
生後3ヶ月~13kgくらいまで使える抱き方です。
首が座った頃からやや下、腰当たりで抱えるスタイルで、コアラ抱きに少し手を加えた抱き方です。
授乳カバー
新生児期~授乳カバーとしても使用することができます。
ぶ厚い肩パッドで肩への負担軽減
この肩の部分に約2cmの肩パットが入っていて、肩への負担がかなり軽減されます。
基本的にはワンショルダーで抱えるため、片方の肩への負担がかなり大きいですが、このパットのおかげで負担がゼロではありませんが、かなり軽減されている気はします。
しっかりとこの肩パットの部分が肩にあたるように装着するのがポイントです。
収納袋付きで持ち運びも便利
ベビースリングが入る収納袋付きなので、外出時もかさばらずにすっきりとした形で持ち運びができます。
外出先での授乳や、ぐずった時やお泊りの時なんかに持っていくと便利です。
安くても全然問題なく使える
安いから不安なところもありましたが、実際に使ってみて思ったのは安くても全然問題ない!むしろコスパ良し!です。
生地もしっかりしていましたし、バックルも壊れたりすることなく使えます。
安かろう悪かろうではなく、安くても良いものはよ良かろう!でした。
使ってみて感じたデメリット
もちろん使ってみて感じたデメリットもありましたので紹介したいと思います。
肩痛い
いくら2cmの肩パットが入っていようが、何キロもの赤ちゃんをワンショルダーで支えるため、肩は痛いです。
でも何もなしで抱っこしているよりは幾分マシになります。
慣れるまで装着しにくい
慣れるまでは説明書を見ながら、ああでもないこうでもない、これであってるのか?という感じで奮闘していました。
慣れてしまえば問題なく装着できますが、慣れるまでは少しゴタゴタするかもしれません。
身体のかたい人は装着しにくい
装着しにくいとあわせて、バックルが首のうしろ~肩甲骨あたりにくるので、身体のかたい人には脱着が少ししんどいかもしれません。
装着するときはカチっとしてから身体に通せばいいのですが、赤ちゃんをおろすときはやや体勢的にきつい人もいる可能性があります。
背中スイッチ防止ではない
赤ちゃんがスリングの中で寝たのでベッドにおろすと安定の背中スイッチ作動、これは防げません。
おろし方はやや難しくコツをつかむまでは背中スイッチとの格闘は継続、3回に1回は起こしちゃっていました。
赤ちゃんが寝てしまったら…バックル・セーフティーバックルで楽らく取り外し。赤ちゃんを起こすことなくおろせます。
と、記載がありましたが、上手に起こすことなくおろせたとしても、おろしたあとはスリングを赤ちゃんの身体の下から抜けないためそのまま寝かせることもしばしばありました。
実際使ってみての感想
横抱きがメイン
横抱きばかりしていたので片手は頭~首を押さえていないといけないスタイルでした。
なのでその間に家事をするとかそういうわけではありませんでしたが、スリングを使って抱っこしながらスマホを触る(許して)、喉がかわいたら飲み物を、小腹がすいたら軽くつまめる食べ物を、ソファーに座りながらテレビを、そんなこともできるようになりだいぶ楽になりました。
実際に使用したのは1~2ヶ月ほど
実際に使用していたのは購入してから1~2ヶ月ほどと、正直期間的には短かったです。
なぜなら、その後徐々に夜まとまって寝てくれるようになったので、そこまで使う必要がなくなったためです。
でもこの最初の1~2ヶ月がしんどいピークの期間だったので、とても重宝しました。なくてはならないアイテムでした。
動くようになったらすんなり入ってくれなくなった
その後生後3~4ヶ月頃だったでしょうか、体重も増えてきて抱っこするのがしんどくなってきたので、再度使ってみよう!と思い装着しようと試みましたが、その頃になると息子が動きまわりなかなか装着できませんでした。
入った!と思ってもすぐにぐずってしまって長い時間入っててくれず、結果使えない…となりました。
それ以来押し入れにしまいっぱなしになっています。
長く使うなら使い続けるべき
これは本当に思いました。
6wayで長く使えるアイテムではありますが、ひさしぶりに使うと、なんかいつもと違う!と泣いてしまう気がします。
腰抱き、カンガルー抱きなどは生後3ヶ月頃からできるようになるため、それくらいの時期からチャレンジしていたほうがよかったなと反省しています。
トータル評価:楽・安い・買い
今回kerätä(ケラッタ)のベビースリングを購入したトータルの評価としてじゃ、安いし、楽だし、買って正解!のアイテムでした。
最初は装着するまでに慣れが必要ですが、息子も安心したみたいにスリングの中で眠ってくれました。
そしてなんと言っても抱っこがとても楽になり、辛いしんどい時間から少し解放されました。
実際に使用する期間が短いものではありますので、少しでも安く済んだのは良かったです。身体の負担を考えるとコスパはかなりよかったと思います。
ベビースリングはいろいろな種類のものがありますので、マッチするベビースリングに出会えるといいですね。